{
  "level": "N1",
  "date": "2013-07",
  "languageKnowledgeAndReading": {
    "mondai1": [
      {
        "number": 1,
        "question": "それは<u>愚か</u>な行動だった。",
        "answers": [
          "したたか",
          "ひそか",
          "すみやか",
          "おろか"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 2,
        "question": "相手チームの<u>巧妙</u>な作戦に引っかかってしまった。",
        "answers": [
          "こうしょう",
          "こうみょう",
          "きみょう",
          "きしょう"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 3,
        "question": "町の公園は人々の<u>憩い</u>の場として親しまれている。",
        "answers": [
          "うるおい",
          "つどい",
          "にぎわい",
          "いこい"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 4,
        "question": "この製品は<u>需要</u>が高く、生産が追いつかない。",
        "answers": [
          "しゅよう",
          "じゅうよう",
          "じゅよう",
          "しゅうよう"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      },
      {
        "number": 5,
        "question": "道路の拡張工事によって、渋滞が<u>緩和</u>された。",
        "answers": [
          "たんわ",
          "がんわ",
          "かんわ",
          "だんわ"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      },
      {
        "number": 6,
        "question": "工場の<u>跡地</u>が公園になった。",
        "answers": [
          "あとち",
          "あとじ",
          "せきち",
          "せきじ"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      }
    ],
    "mondai2": [
      {
        "number": 7,
        "question": "コピー代は、後で払うので、とりあえず（　　）おいてもらえませんか。",
        "answers": [
          "積み立てて",
          "引き落として",
          "立て替えて",
          "差し引いて"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      },
      {
        "number": 8,
        "question": "この問題の最終的な対応は、社長に（　　）することに決まった。",
        "answers": [
          "依存",
          "一任",
          "従属",
          "委託"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 9,
        "question": "疲れると、甘いものがなぜか（　　）食べたくなる。",
        "answers": [
          "ひたむきに",
          "むしょうに",
          "かたくなに",
          "いちずに"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 10,
        "question": "彼が自分の意見を（　　）主張したせいで、話し合いがちっとも進まなかった。",
        "answers": [
          "強硬に",
          "果敢に",
          "無謀に",
          "堅実に"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 11,
        "question": "こんな大事な取り引きは、入社2年目の社員には（　　）が重いだろう。",
        "answers": [
          "頭",
          "肩",
          "荷",
          "職"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      },
      {
        "number": 12,
        "question": "お気に（　　）ことを申し上げてしまったようで、申し訳ありません。",
        "answers": [
          "障る",
          "及ぶ",
          "絡む",
          "逆らう"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 13,
        "question": "この数日ずっと雨で、窓も開けられないので、部屋が（　　）して気持ち悪い。",
        "answers": [
          "からっと",
          "しっとり",
          "じめじめ",
          "がさがさ"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      }
    ],
    "mondai3": [
      {
        "number": 14,
        "question": "山田氏は著書で、<u>従来の</u>経営戦略について意見を述べている。",
        "answers": [
          "長期的な",
          "これまでの",
          "これからの",
          "短期的な"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 15,
        "question": "会議の資料は<u>あらかじめ</u>お送りします。",
        "answers": [
          "早急に",
          "まとめて",
          "改めて",
          "事前に"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 16,
        "question": "彼は高校時代、数学の成績が<u>抜群だった</u>。",
        "answers": [
          "ほかと比べて特に下がった",
          "ほかと比べて特に悪かった",
          "ほかと比べて特に上がった",
          "ほかと比べて特に良かった"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 17,
        "question": "A社の<u>バックアップ</u>を受けて、新しい事業を始めた。",
        "answers": [
          "影響",
          "支援",
          "依頼",
          "指示"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 18,
        "question": "彼の話を聞いて皆<u>仰天した</u>。",
        "answers": [
          "とても驚いた",
          "とても喜んだ",
          "深く感動した",
          "深く同情した"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 19,
        "question": "ご説明の内容は<u>おおむね</u>理解できました。",
        "answers": [
          "やっと",
          "すこし",
          "すぐに",
          "だいたい"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      }
    ],
    "mondai4": [
      {
        "number": 20,
        "question": "円滑",
        "answers": [
          "手術の後、田中さんの体力は<u>円滑</u>に回復している。",
          "手順を改善したら、業務が<u>円滑</u>に進むようになった。",
          "瓶のふたが固くて開かなかったが、温めたら<u>円滑</u>に開いた。",
          "山田さんは3か国語を<u>円滑</u>に操ることができるそうだ。"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 21,
        "question": "優位",
        "answers": [
          "A社はこの数年、小型パソコン市場において他社より<u>優位</u>に立っている。",
          "今度のスポーツ大会では<u>優位</u>に入賞できるように毎日練習に励んでいる。",
          "ご予約のお客さまを<u>優位</u>にお席にご案内しておりますので、少々お待ちください。",
          "当社は、生産性より品質を<u>優位</u>に考えた生産体制に転換を進めています。"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 22,
        "question": "かばう",
        "answers": [
          "仕事のストレスから身を<u>かばう</u>には、適度な休養も必要だ。",
          "このマンションは、警備員が入り口で住人を<u>かばっ</u>ているので安心だ。",
          "政府は子どもたちの人権を<u>かばう</u>法律を成立させた。",
          "父にしかられていたら、母が［わざとやったわけじゃないんだから］と言って<u>かばっ</u>てくれた。"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 23,
        "question": "加味",
        "answers": [
          "わが社では、仕事の成果だけでなく、勤務態度も<u>加味</u>して社員を評価している。",
          "外国の文化が<u>加味</u>されて、わが国の生活スタイルも徐々に変化してきた。",
          "発表は以上ですが、最後に少しだけ<u>加味</u>させていただきます。",
          "私は保存料や着色料を<u>加味</u>した食品はなるべく買わないようにしている。"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 24,
        "question": "気配",
        "answers": [
          "私は目や口のあたりに祖母の<u>気配</u>があるとよく言われる。",
          "彼女が部屋に入ってくると、その場の<u>気配</u>がぱっと明るくなった。",
          "会議の開始時間を過ぎているのに、誰も来る<u>気配</u>がない。",
          "駅前にビルや店ができて、10年前とは<u>気配</u>がすっかり変わった。"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      },
      {
        "number": 25,
        "question": "合致",
        "answers": [
          "この靴は私の足の形に<u>合致</u>していて、疲れにくい。",
          "私は年齢に<u>合致</u>した服装をするように心がけている。",
          "実験結果は、理論的な予測に完全に<u>合致</u>していた。",
          "自分に<u>合致</u>する仕事なんて、そう簡単には見つからない。"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      }
    ],
    "mondai5": [
      {
        "number": 26,
        "question": "乗客の減少が続いていた位山鉄道が、今年の3月31日（　　）廃止された。",
        "answers": [
          "を受けて",
          "を皮切りに",
          "をピークに",
          "をもって"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 27,
        "question": "<p>（ニュースで）</p><p>北川動物園では、連日の猛暑で元気のないペンギンに、せめて気分（　　）南極を感じてもらおうと氷の塊がプレゼントされました。</p>",
        "answers": [
          "のみも",
          "だけでも",
          "ですらも",
          "くらいも"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 28,
        "question": "近年、子どもの読書離れが指摘されているが、（　　）子どもの読書量は本当に減っているのだろうか。",
        "answers": [
          "かりに",
          "どうやら",
          "おそらく",
          "はたして"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 29,
        "question": "<p>（メールの終わりに）</p><p>それでは以上の件につき、引き続きご検討いただければ幸いに（　　）。どうかよろしくお願い申し上げます。</p>",
        "answers": [
          "存じます",
          "あずかります",
          "頂戴します",
          "うけたまわります"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 30,
        "question": "<p>（会社で）</p><p>A「あ、その資料はあしたまた使うから、捨てないで（　　）。」</p><p>B「わかった。じゃあ、ファイルに保管するね。」</p>",
        "answers": [
          "取れるって",
          "取っといて",
          "取っちゃわないって",
          "取っとけなくて"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 31,
        "question": "本サービスを利用される方は、利用規約を（　　）、お申し込みください。",
        "answers": [
          "ご覧の結果",
          "ご覧になった結果",
          "ご覧になった上で",
          "ご覧くださった上に"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      },
      {
        "number": 32,
        "question": "私は映画監督になる夢をかなえるために、一生懸命映像の勉強をしている。絶対に、（　　）終わらせない。",
        "answers": [
          "夢に夢を",
          "夢なら夢と",
          "夢が夢なら",
          "夢を夢で"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3
      },
      {
        "number": 33,
        "question": "<p>（会社で）</p><p>田中「ねえ、中村くん。もう遅いし、今日はここまでにしようよ。」</p><p>中村「そうだね。じゃあ、残りはあした（　　）。」</p><p>田中「うん。またあしたがんばろう。」</p>",
        "answers": [
          "やるとするか",
          "やりはするから",
          "やろうとしているか",
          "やってはいるから"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0
      },
      {
        "number": 34,
        "question": "この曲は、失恋で落ち込んで泣いていた私に、また新しい恋をしようと（　　）曲です。",
        "answers": [
          "思われていた",
          "思わせてくれた",
          "思わせられた",
          "思われてならなかった"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1
      },
      {
        "number": 35,
        "question": "<p>中村「山田さんは本当に猫が好きなんだね。今日のバッグも猫の絵柄だし。」</p><p>山田「うん。でも、あんまり持ち物が猫柄ばかりなんで、家族から『猫好き（　　）だろう。』って言われたりする。」</p>",
        "answers": [
          "のかぎりではない",
          "のことにかぎる",
          "にもほどがある",
          "にあるほどでもない"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2
      }
    ],
    "mondai6": [
      {
        "number": 36,
        "question": "近所の猫は、私を見るとすぐに逃げるくせに、途中で立ち止まってこちらを振り返る。できるもんなら _ _ ★ _ すごくかわいい。",
        "answers": [
          "表情が",
          "あの憎らしい",
          "というような",
          "捕まえてごらん"
        ],
        "correctAnswerIndex": 1,
        "correctOrder": [
          3,
          2,
          1,
          0
        ]
      },
      {
        "number": 37,
        "question": "先月、父に手作りの箸をプレゼントした。長くて _ _ ★ _ 気に入ってくれているのかもしれない。",
        "answers": [
          "と言いながらも",
          "ところを見ると",
          "なんだか使いにくい",
          "毎日使っている"
        ],
        "correctAnswerIndex": 3,
        "correctOrder": [
          2,
          0,
          3,
          1
        ]
      },
      {
        "number": 38,
        "question": "このドラマの人気は、ストーリーも _ _ ★ _ いえる。",
        "answers": [
          "よるところが",
          "さることながら",
          "大きいと",
          "俳優の演技力に"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0,
        "correctOrder": [
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          0,
          2
        ]
      },
      {
        "number": 39,
        "question": "通勤に片道2時間かかる私みたいな _ _ ★ _ 人は本当にうらやましい。",
        "answers": [
          "人間から",
          "数分なんて",
          "職場まで歩いて",
          "すれば"
        ],
        "correctAnswerIndex": 2,
        "correctOrder": [
          0,
          3,
          2,
          1
        ]
      },
      {
        "number": 40,
        "question": "近年の急速なインターネットの普及がマスメディアに _ _ ★ _ 。",
        "answers": [
          "少なからぬ",
          "ものがある",
          "与えた",
          "影響は"
        ],
        "correctAnswerIndex": 0,
        "correctOrder": [
          2,
          3,
          0,
          1
        ]
      }
    ],
    "mondai7": {
      "title": "銀杏（注1）が衣を脱ぐ時",
      "passage": "<p>毎年、秋も深まって朝夕の冷え込みが厳しさを増す今時分になると、北の郷里の菩提寺の境内（注2）にある銀杏の巨木のことが気にかかる。</p><p>【41】、その銀杏が老木だから、台風でもきたら大枝が折れやしないかと心配するのではない。今年の落葉はもう終わったか、どうか。まだなら、落葉するまでにあと何日ぐらい間があるだろうか。そう思って【42】。</p><p>その銀杏は大木だから、葉を厚く繁らせていて、秋の黄葉はまことに見事である。それに、落葉の光景も思わず息を呑むほどのものであるらしい。私はまだ見たことがないから、予定が立つようなら、いちど出かけてみてもいいと思っている。けれども、銀杏としても落葉の予測などつくわけがないだろう。</p><p>一枚や二枚の落葉なら話は別だが、この銀杏の葉は、短時間で一枚残らず落ちてしまうのだから。</p><p>霜が降りたのではないかと思われるほど冷え込みのきつい、かんと晴れ渡った【43】。裏山から昇る朝日の光芒が、庫裏（注3）の屋根を乗り越えて境内へ降りてくる。</p><p>まず、銀杏の一番てっぺんに朝日が当たる。【44】、暖められた葉が一枚、ひらと枝先を離れて、舞い落ちる。それを合図に、陽を浴びた葉が次から次へと落ちはじめる。ひっきりなしに落ちる。</p><p>銀杏は、しばしさわさわという落葉の音に包まれる。まるで分厚いこがね色の衣を足元へ脱ぎ落とすかのように、銀杏はみるみる裸になっていく。</p><p>銀杏に訊きたい。今年の落葉は【45】。</p>",
      "notes": [
        "（注1）銀杏：イチョウ科の落葉高木。中国原産",
        "（注2）境内：社寺の境域の内",
        "（注3）庫裏：寺の台所。転じて、住職や家族の居間"
      ],
      "questions": [
        {
          "number": 41,
          "answers": [
            "気にかかるだろうが",
            "気にかかるわけがないし",
            "気にかかるといっても",
            "気にかかるかはともかく"
          ],
          "correctAnswerIndex": 2
        },
        {
          "number": 42,
          "answers": [
            "気が揉めるのである",
            "気が揉めそうだから",
            "気を揉むとか",
            "気を揉むようなものだ"
          ],
          "correctAnswerIndex": 0
        },
        {
          "number": 43,
          "answers": [
            "朝だとはお思いのはずだ",
            "朝だと思っていただきたい",
            "朝だったとは思いもよらなかった",
            "朝だったとお思いのようだ"
          ],
          "correctAnswerIndex": 1
        },
        {
          "number": 44,
          "answers": [
            "かえって",
            "かわりに",
            "ただし",
            "すると"
          ],
          "correctAnswerIndex": 3
        },
        {
          "number": 45,
          "answers": [
            "いつがよかったのか",
            "どうにかできなかったのか",
            "いつごろになろうか",
            "どうにかなろうか"
          ],
          "correctAnswerIndex": 2
        }
      ]
    },
    "mondai8": [
      {
        "passage": "<p>現代、恋愛は、通常は部分でしか他者とかかわり合いをもたない個人にとって、例外的に全人格と全人格とのぶつかりあいを経験する、特別な関係なのであろうか。それとも、「全人格的」というのは幻想で、恋愛もまた互いに自己のある一面を見せあう、部分的関係の一例か。これはもちろん、そのどちらなのか、という問題ではなく、個々の恋愛はこの振幅のどこかにあるということになるだろう。だが、趨勢（注）としては後者の方へと振れてきているのではないだろうか。</p>",
        "source": "（草柳千早「AERA MooK」1999年7月10日号による）",
        "notes": [
          "（注）趨勢：傾向"
        ],
        "questions": [
          {
            "number": 46,
            "question": "筆者は、現代の恋愛はどうなってきていると考えているか。",
            "answers": [
              "全人格でぶつかりあう関係が一般的になってきた。",
              "全人格でぶつかりあう関係は現実には存在しなくなった。",
              "自己の一部しか見せあわない関係は敬遠されてきている。",
              "お互いに自己の一部しか見せあわないようになってきている。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 3
          }
        ]
      },
      {
        "passage": "<p>これから起こる社会の変化を読みとるのは難しい。しかし、その変化を見極めて将来に対する指針をもたなければ、激しく変化する社会のなかで自分を見失ってしまう。歴史学は、この時代の変化を長い時間のなかにおいて見据え、社会の進む方向を教えてくれる学問である。けっして、過ぎ去った過去を記憶したり、なぞったりする学問ではない。ゆるやかに流れる時代にあっても激動する時代にあっても、歴史学は私たちの行く手（注1）を照らす一条（注2）の光なのだと思う。</p>",
        "source": "（高山博『歴史学　未来へのまなざし――中世シチリアからグローバル・ヒストリーへ』による）",
        "notes": [
          "（注1）行く手：行く先",
          "（注2）一条：一筋"
        ],
        "questions": [
          {
            "number": 47,
            "question": "歴史学について、筆者はどのように考えているか。",
            "answers": [
              "社会の流れを読みとり、将来のために記録しておくものである。",
              "現代社会や人々の活動の変化を、過去の時代と比較するものである。",
              "社会の変化を時間の流れのなかに位置づけて、進む道を示すものである。",
              "社会の変化や流れを振り返り、これまでの出来事を検証するものである。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 2
          }
        ]
      },
      {
        "passage": "<p>昔も今も、才覚というのは一定の軌道から飛び出してゆく能力のことで、みんなにそんな例外的な能力が備わっていたら、そもそも大地にはりつく農業も、分業で成り立つ産業社会も有り得ない。いつの世も、才覚のある者が新しいビジネスを起こしてゆくのは事実だが、それをビジネスとして成立させるのは社員の労働と献身であるし、それがなければ起業者の才覚が活きることもない。</p>",
        "source": "（高村『裏人生――平成雑記帳二〇〇七―二〇〇九』による）",
        "questions": [
          {
            "number": 48,
            "question": "才覚のある人について、この文章ではどのように述べられているか。",
            "answers": [
              "優秀な能力を使って、社員を率いてゆく責任がある。",
              "人並み外れた能力をビジネスに活かすことが必要である。",
              "誰の助けを借りることもなく、企業を成功に導くことができる。",
              "他者の支えによって初めて能力をビジネスに活用することができる。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 3
          }
        ]
      },
      {
        "passage": "<p>今の世には明るいものは余りに少なく、暗いものは余りに多く見えるが、両者は別個のばらばらではない。絶望と見える対象を嫌ったり恐れたりして目をつぶって、そこを去れば、もう希望とは決して会えない。絶望すべき対象にはしっかと（注1）絶望し、それを克服するために努力し続ければ、それが希望に転化（注2）してゆくのだ。そうだ、希望は絶望の真ん中の、そのどん底に実在しているのだ。</p>",
        "source": "（むのたけじ『希望は絶望のど真ん中に』による）",
        "notes": [
          "（注1）しっかと：しっかり",
          "（注2）転化：変化"
        ],
        "questions": [
          {
            "number": 49,
            "question": "この文章で筆者が言いたいことは何か。",
            "answers": [
              "絶望を希望に変える方法を模索しなければならない。",
              "絶望していては希望にたどり着くことはできない。",
              "絶望に立ち向かってゆけばその先に希望がある。",
              "絶望から目をそらすと希望が見えてくる。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 2
          }
        ]
      }
    ],
    "mondai9": [
      {
        "passage": "<p>よく知らない人についてどのようにして印象を受けるのであろうか。アッシュの有名な実験を例にして紹介する。誰彼についての印象というものは、与えられる手がかり（情報）の順序によって影響されることを示している。たとえば、「知的な→勤勉な→衝動的な→批判力のある→頑固な→嫉妬深い」の順番である人物の特徴が伝えられると、多少の欠点はあるが、適応的で有能な人物という印象ができる。一方、これとは逆の順番「嫉妬深い→頑固な…→知的な」では、深刻な問題を抱えた人とみなされる。（中略）最初の手がかりが方向づけをし、後に与えられる手がかりはそれに結びつけて解釈されると考えられる。これを初頭効果という。初めに与えられる手がかりが否定的だと後の肯定的な手がかりも胡散臭くみなされてしまう。世に言われるように、「第一印象が肝心」なのである。なお、①<u>この効果</u>はすべての人に見られるわけではなく、むしろ、後の手がかりによい影響を受ける人もあることも指摘されている。あまり創造的でない人、認知の物差しが少ない（見方の次元が少ない）人の場合には、与えられた手がかりを順番に維持しがたく、初めに与えられた手がかりが後に与えられた手がかりによって上書きされてしまい、結果的に初めの手がかりによる印象は薄くなり、②<u>後の手がかりによって印象がつくられやすい</u>（新近効果）。相手が複雑さに強い人かどうかで、伝える情報の順序を操作することによって印象を変えることも可能である。</p>",
        "source": "（海保博之編著『瞬間情報処理の心理学』による）",
        "questions": [
          {
            "number": 50,
            "question": "①<u>この効果</u>とはどのようなことか。",
            "answers": [
              "最初に与えられた情報が、その後の印象を方向づける。",
              "最初に与えられた情報で印象が決まり、変化しない。",
              "最初に受ける印象は、後からの情報によって変化する。",
              "最初に受ける印象は、後からの情報によって変化しない。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 0
          },
          {
            "number": 51,
            "question": "②<u>後の手がかりによって印象がつくられやすい</u>とあるが、なぜか。",
            "answers": [
              "前に与えられた手がかりが不十分だから",
              "後に与えられた手がかりが前のものを置き換えるから",
              "後で与えられた手がかりより後のものが新しく思えるから",
              "前に与えられた手がかりより後のものが置き換わるから"
            ],
            "correctAnswerIndex": 1
          },
          {
            "number": 52,
            "question": "初頭効果と新近効果の二つの説明からわかることは何か。",
            "answers": [
              "よく知らない人の印象は、後に与えられた情報の順序と受け手によって変化する。",
              "よく知らない人の印象は、後に与えられた情報によって決定される。",
              "よく知らない人の印象は、初対面の印象が決め手になる。",
              "よく知らない人に対して肯定的な印象を持つことは困難である。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 0
          }
        ]
      },
      {
        "passage": "<p>書を読むという行為が、人間の成長や知的能力の向上に必須のものであることを、かつての社会は経験法則的に理解していたのではないだろうか。素読（注1）などは強制的、修養（注2）的なものではあるが、読書習慣の形成を何よりも重視する教育メソッド（注3）であったことは確かである。しかし、①<u>私たちの世代</u>はどうであろうか。書物というものが映像や音響メディアなどと単純に比較することを許さない必需品であり、読書は基本的な能力であるという確信をいだいてきたものの、近年の社会経済のあり方によって自信を喪いかけていたことは否めないのではなかろうか。</p><p>活字以外の表現手段が大きな影響力をもつようになったことを②<u>「時代の流れ」</u>と呼ぶのはいいが、文化の変容があまりにも急激なこと、あるいは一つの有力な文化が別のものに取って代わることは予測しがたい弊害を伴う。活字にもいいところはあるが、書物に特有の楽しみを与えてくれる本、思索の喜びをもたらしてくれる本、人生の支えになるような本が相対的に少なくなったのは、1980年代の半ばごろからで、書店の棚には情報的な本や、映像文化の書籍化をねらった寿命の短いものばかりが目立つようになった。家庭からはスペースの狭さをいいわけに、本棚が姿を消してしまった。</p><p>ちょうどそのころから映像文化や活字文化の本質を考えるメディア論が盛んになったが、いまから思えば従来の活字文化が衰弱した場合にどうなるかという洞察力において、いささか欠けるところがなかっただろうか。</p>",
        "source": "（紀田順一郎『読書三到――新時代の「読む・引く・考える」』による）",
        "notes": [
          "（注1）素読：ここでは、意味を考えずに、声を出して読むこと",
          "（注2）修養：学問を修め人格を高めること",
          "（注3）メソッド：方法"
        ],
        "questions": [
          {
            "number": 53,
            "question": "①<u>私たちの世代</u>とあるが、筆者の世代にとっての読書はどのようなものであったか。",
            "answers": [
              "社会生活を営む上で必須であると信じられていた。",
              "近年の社会経済のあり方には合わないものとされていた。",
              "映像や音響メディアと同列に扱われるようになってきていた。",
              "人間の成長に不可欠だと自信をもって言えなくなってきていた。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 3
          },
          {
            "number": 54,
            "question": "②<u>「時代の流れ」</u>は、書物にどのような変化をもたらしたか。",
            "answers": [
              "映像化することを目的として書かれた本が増えた。",
              "情報を提供する本やすぐに読まれなくなる本が増えた。",
              "楽しみや喜びが与えられ心の支えになるような本が増えた。",
              "教育的に望ましくない本や悪影響を与えるような本が増えた。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 1
          },
          {
            "number": 55,
            "question": "1980年代半ば以降のメディア論について、筆者はどのように述べているか。",
            "answers": [
              "活字文化を急激に変容させた要因を把握していなかった。",
              "活字文化が衰弱していく時期を予測していなかった。",
              "活字文化の衰退後の状況を見通していなかった。",
              "活字文化と映像文化の本質を明らかにしていなかった。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 2
          }
        ]
      },
      {
        "passage": "<p>現在、不安定化する社会におけるさまざまなリスクが個人を直撃しています。かつてであれば個人の属する集団や組織が、リスクを受け止めるのを支えてくれました。ところが、いまではそのような支えを期待することは難しくなっています。現代における不平等は個人単位で現れるのです。しかもその場合、不安や不満を抱えた人々は、同じような立場に置かれ、似たような思いをもった人々と連帯することが①<u>けっして容易ではありません</u>。外から見れば、どれほど共通の傾向が見られる問題でも、一人ひとりの個人にはどうしても〈私〉の問題に見えてしまうからです。</p><p>（中略）</p><p>平等化社会を生きる個人は、それぞれが自分の〈私〉の意識をもっています。その意味でいえば、誰一人、他者の意のままにその存在を否定されるほど弱くありません。もし、社会が自分の存在を認めないのなら、逆に、自分もそのような社会を認めないというのが、現代における個人の典型的な自意識といえるでしょう。反面、②<u>そのような個人</u>は自分一人で自己完結できるほどには強くありません。自分が［同類］のうちの一人に過ぎないことを痛いほど自覚している平等化社会の個人は、それゆえに他者をつねに意識せざるをえないのです。</p><p>そうだとすれば、一人ひとりに固有な〈私〉にこだわりつつ、それでも自らの不完全性を日々感じている個人にとって、自分の自分らしさを確認するためにも他者が必要なはずです。その場合の他者とは、自分の身の回りにいて、相互に承認を与え合うような他者ばかりでなく、自らに位置と役割を与えてくれる社会もまた、重要な他者にほかなりません。</p>",
        "source": "（宇野重規『〈私〉時代のデモクラシー』による）",
        "questions": [
          {
            "number": 56,
            "question": "①<u>けっして容易ではありません</u>とあるが、なぜか。",
            "answers": [
              "人は社会に存在するリスクに直撃されるから",
              "個人の不安や不満には共通点がないから",
              "個人はそれぞれの集団に縛られるから",
              "本人だけの問題だと思えるから"
            ],
            "correctAnswerIndex": 3
          },
          {
            "number": 57,
            "question": "②<u>そのような個人</u>とは、どのような個人か。",
            "answers": [
              "自分の存在を認めない社会は認めようとしない人",
              "自分を圧迫する社会に立ち向かおうとする人",
              "他者の意識をなくして社会に生きていく人",
              "自分自身の力で社会に生きていこうとする人"
            ],
            "correctAnswerIndex": 0
          },
          {
            "number": 58,
            "question": "平等化社会を生きる〈私〉にとっての他者とは何か。",
            "answers": [
              "自分の不完全さを感じさせられる社会や周囲の人々",
              "相互に助け合わなければならないことを教えてくれる人々",
              "お互いを認め合う人々や自分に役割を与えてくれる社会",
              "一人ひとりが平等であることを意識させてくれる社会"
            ],
            "correctAnswerIndex": 2
          }
        ]
      }
    ],
    "mondai10": [
      {
        "passage": "<p>自然は多種多様の生物群が存在することで、それなりの安定を維持している。そのなかの一種ないし数種を撲滅することは、とりもなおさず全体のバランスをくずす結果になる。複雑な形の自然石が積み重なってできた石垣から、一個ないし数個の石をひきぬいたらどうなるか。影響はたちまち全体におよび、石垣そのものの大規模な崩壊をおこすにちがいない。ちょうどそれとおなじである。しかも自然界の場合、構成それ自体が複雑であるゆえに、影響もいっぺんには表面化しない。ある部分はたちどころに（注1）、べつの部分は長期間をおいたのちに、被害の進行をあらわにしてくる。人間自身の予想もしなかった個所へ、①<u>意表をついた連鎖反応</u>の結果がでてくるのである。Aなる（注2）害虫を除去する目的で、ある薬剤が使用されたとしよう。その目的はたっせられて、Bなる作物が虫害をまぬかれた。しかしその結果、おなじくAによって食い殺されていたCやDの種属が、抑制因子をとりのけられて爆発的に増加し、あらたな害虫となってBにおそいかかる。こういった例が多数あるのである。</p><p>殺虫・殺菌の効能をもつ化学薬品が、いったん開発されてこのかたというもの、人間は文字どおりなりふりかまわず（注3）、ひたすらそれへの依存度を増し、つまり量質ともに強大化する方向へつっぱしった。なぜそのようにしなければならなかったのか。最近の日本では、②<u>このこと</u>をもいわゆる公害の一種にふくめ、製薬資本の営利主義――すなわち企業の利益のため不必要な薬品を売りまくって乱用をすすめたことが、非難のまとになっている。しかしこれだけで片づけられるほど、事態の本質は単純でないのだ。上のような皮相的（注4）見解でわりきるには、現在の状況はあまりに絶望的である。すでに③<u>最初の出発点</u>からして、人間の文明それ自体のなかに、かく（注5）ならざるをえない必然性がやど（注6）されていた。一企業の責任に帰するには、悲劇の根はいささか深すぎる。</p><p>人間が今日のごとく高度文明をきずきえたのは、採集経済から脱して、牧畜さらに農耕という生産手段を発明したからである。それは換言すると、ある特定の土地を、牧場あるいは田畑として使用することである。さらに換言すると、人間の利用目的にかなう家畜・作物によって、それらの土地を独占させることでもある。ほんらいならばそこの土地には、家畜・作物いがいの各種生物が、当然のこととして棲息（注7）していた。人間はそれらの生物群にたいし、害獣・害鳥・害虫あるいは雑草といった汚名を一方的にかぶせ、強引に排除する手段にでた。こうして自然界のバランスがくずれた。いわゆる公害の起原は、工業とともにおきたのではなく、遠く牧畜ないし農耕のはじまりにさかのぼるのである。</p>",
        "source": "（レイチェル・カーソン著・青樹簗一訳『沈黙の春』―筑波常治の「解説」による）",
        "notes": [
          "（注1）たちどころに：たちまち",
          "（注2）〜なる：ここでは、〜という",
          "（注3）なりふりかまわず：ここでは、先のことも考えず",
          "（注4）皮相的：表面的",
          "（注5）かく：このように",
          "（注6）やどす：含む",
          "（注7）棲息する：生きる"
        ],
        "questions": [
          {
            "number": 59,
            "question": "筆者は、①<u>意表をついた連鎖反応</u>をABCDを用いてどのように説明しているか。",
            "answers": [
              "BをおそうAを除去した結果、あらたな強いAが発生してCやDをおそうようになる。",
              "BをおそうAを除去した結果、Aに食い殺されていたCやDがBをおそうようになる。",
              "BをおそうCやDを除去した結果、あらたなAが増加してBをおそうようになる。",
              "BをおそうCやDを除去した結果、CやDに食い殺されていたAがBをおそうようになる。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 1
          },
          {
            "number": 60,
            "question": "②<u>このこと</u>とあるが、このこととは何か。",
            "answers": [
              "化学薬品の開発",
              "化学薬品の有用性",
              "化学薬品の有用性",
              "化学薬品の量と質の強大化"
            ],
            "correctAnswerIndex": 3
          },
          {
            "number": 61,
            "question": "筆者が考える③<u>最初の出発点</u>とはいつのことか。",
            "answers": [
              "人間が採集活動によって生活を営みはじめたころ",
              "人間が土地を牧場や田畑として使用しはじめたころ",
              "企業に資本が集まり、産業が発展しはじめたころ",
              "文明が高度化し、工業が盛んになりはじめたころ"
            ],
            "correctAnswerIndex": 1
          },
          {
            "number": 62,
            "question": "筆者によると、自然界のバランスがくずれた原因は何か。",
            "answers": [
              "人間が生産手段を発明したこと",
              "人間が薬剤開発のために各種生物群を利用してきたこと",
              "人間が人間に利用価値のない生物群を排除してきたこと",
              "人間が人間いがいの生物群の存在を無視してきたこと"
            ],
            "correctAnswerIndex": 2
          }
        ]
      }
    ],
    "mondai11": {
      "passageA": {
        "passage": "<p>現代の若者向けのファッションは、かつての一流デザイナー主導とは異なり、消費者自らの感性で選択するものに変わってきている。</p><p>ある衣料専門店では、客の目線に近い若い店員に好きな服をデザインさせて、これまでにない若者向けのファッションを形にしてきた。店内にはいろいろなバリエーションを楽しみたいという客の要望に応えられるように、あらゆるタイプの商品が置かれている。また、一対一で接客することを基本としているため、売り場には多くの店員がいる。悩んでいる客には一時間以上対応することもある。この丁寧さのおかげで、客は喜んで買い物をして、何度も足を運ぶ客となっていく。このような努力を重ねた結果、売り上げを確実に伸ばし、現在ではトップクラスの専門店となっている。</p>"
      },
      "passageB": {
        "passage": "<p>店はがらがらなのに、長期間増収を続けている大手衣料品店がある。</p><p>どの店舗も広々としていて、店内が客で混雑することはない。道路もショッピングカートが楽々とすれちがえるほど広く、カートを止めて商品を見ていても邪魔にならない。子供連れでも他の客に気を遣うこともなく買い物ができる。ある店舗が混雑するようになると、近く新店舗を作ってしまうというのだから、驚きだ。</p><p>店には多種多様な商品があり、それらはすべてハンガーで壁一面につり下げられている。客は、一目で欲しいものが見つけ出せるので、無駄な時間を費やすことなく買い物を済ませられる。</p><p>このような経営スタイルが好評で顧客満足度が高く、増収につながっているのだ。</p>"
      },
      "questions": [
        {
          "number": 63,
          "question": "AとBで紹介されている店の共通点は何か。",
          "answers": [
            "商品が見やすく並べられていること",
            "様々な商品がそろえられていること",
            "時間を気にせずに買い物できること",
            "客の要望を品ぞろえに反映していること"
          ],
          "correctAnswerIndex": 1
        },
        {
          "number": 64,
          "question": "AとBで紹介されている店の経営方針は、どのような点で異なるか。",
          "answers": [
            "Aの店は客への対応を重視し、Bの店は客の買い物の効率を重視している。",
            "Aの店は固定客の確保を重視し、Bの店は新規の客の増加を重視している。",
            "Aの店は商品の価格設定を重視し、Bの店は顧客満足度を重視している。",
            "Aの店は商品のデザイン性を重視し、Bの店は商品の実用性を重視している。"
          ],
          "correctAnswerIndex": 0
        }
      ]
    },
    "mondai12": [
      {
        "passage": "<p>私もかつて一個の子供であったが、親との「対話」など別にのぞまなかったように思う。もし親の方が「対話」をしかけてきたら、照れくさいような、歯の浮くような（注1）気持がしただろう。少なくとも、中学生のあたりからは、そうであった。私は特別反抗的な子供ではなかったが、親と「対話」などしたって、本当の話はできない、とごく自然に承知していたように思う。</p><p>といって、親とのつながりを、まったくのぞんでいなかったわけではない。しかし、それは「対話」などという正面きったもの（注2）ではなく、言葉としてはほとんど意味をなさないような交流があれば、充分だった。つまり、家の中で顔を合わせて、黙って顔をそむけられては、どこかで寂しいような見捨てられたような気持がしたが、「お」「やってるか」ぐらいのやりとりがあれば、①<u>気持は安定していた</u>のである。</p><p>それ以上親が気をつかって「このごろ音楽はどんなもんがはやっているんだ？」などと聞いてきたら、無理してるなあ、と思うし、そんな必要ないのになあ、と思うし、答えるのがすごく億劫だったろう、と思う。</p><p>親とは通じない部分を、どんどん持つことによって、子供は自分の世界をつくっていくのである。不分明な（注3）ところが多いからといって親が不安におちいることはない、と思う。</p><p>「なにを考えているか、なにをしているか分らない」部分が増えていくことで、子供は成長しているのだ。そこへ、いちいち親が首をつっこみ「一緒に悩み、一緒に考えよう」などとすることは、子供にとっては、ひどくわずらわしいことだし、親が加わることで当面の局面はいい方向へ転換するとしても、②<u>長い目で見れば、あまりいい影響を残さない</u>、というように思う。</p><p>（中略）</p><p>では、どうしたらいいか、というと、原則的には親は子供の内面については、ほうっておくしかないのだ。理解しようとしたり、いわんや（注4）共感しようとしたり一緒に悩もうとしてもむだなのだと思う。</p><p>子供との距離が、刻々ひらいていくことに堪えるしかないのだ。そして、その距離をリアルにとらえている親は、子供にとって魅力的だと思う。</p><p>そうした親は、子供を理解しようとしたり、一緒に悩もうとしたりしない。そういうことができないことの悲しさ、寂しさ、情けなさを胸におさめて、子供と対する。いわば「他人」として対する。「親切な他人」として対する。そして、その節度を保てるということが、子供への愛情になっている。というような親でありたい、と少なくとも私は思っている。</p>",
        "source": "（山田太一『誰かへの手紙のように』による）",
        "notes": [
          "（注1）歯の浮くような：ここでは、なんとなく落ち着かない",
          "（注2）正面きったもの：ここでは、きちんとしたもの",
          "（注3）不分明な：はっきりしない",
          "（注4）いわんや：まして"
        ],
        "questions": [
          {
            "number": 65,
            "question": "中学生のころの筆者の親に対する態度はどのようなものだったか。",
            "answers": [
              "話らしい話はしようとしなかった。",
              "話しかけられないように顔を合わせなかった。",
              "親を寂しがらせないように気をつかっていた。",
              "言葉として意味をなさないやりとりを避けていた。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 0
          },
          {
            "number": 66,
            "question": "①<u>気持は安定していた</u>とあるが、なぜか。",
            "answers": [
              "親と時々「対話」による交流が持てたから",
              "親が「対話」をのぞんでいることが分かったから",
              "親が自分を気にかけていることを確認できたから",
              "親が自分のことを理解していると感じたから"
            ],
            "correctAnswerIndex": 2
          },
          {
            "number": 67,
            "question": "②<u>長い目で見れば、あまりいい影響を残さない</u>とあるが、なぜか。",
            "answers": [
              "親が不安な気持でアドバイスすると、子供の不安も増すから",
              "親の価値観によるアドバイスは、子供にとってあまり役に立たないから",
              "親が子供の世界に入ろうとすると、子供は心を閉ざしてしまうから",
              "親が子供にかかわりすぎると、子供は自分の世界をつくりにくくなるから"
            ],
            "correctAnswerIndex": 3
          },
          {
            "number": 68,
            "question": "親は子供に対してどうあるべきだと、筆者は考えているか。",
            "answers": [
              "子供との意思疎通を図り、交流を深める。",
              "子供との距離を受け入れ、成長を見守る。",
              "子供の気持を理解し、愛情を言葉にする。",
              "子供の悩みを共有し、かつ適度な距離を保つ。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 1
          }
        ]
      }
    ],
    "mondai13": [
      {
        "passage": "<p><b>緑町病院　雇用時健康診断のご案内</b></p><p>【基本検査項目】①問診および診察　②身体計測　③血圧測定　④尿検査　⑤視力検査　⑥聴力検査　⑦血液検査　⑧胸部エックス線検査　⑨心電図検査</p><p>※その他検査を追加でご希望の方は、ご予約時にお問い合わせください。</p><p>【実施日時】月曜日〜金曜日　9：30〜17：00</p><p>【予約方法】</p><p>・予約の申し込みは、電話もしくはEメールにて受け付けます。電話の場合は検診日の2日前まで、Eメールの場合は4日前までにお願いします。</p><p>・上記①〜⑨以外の検査をご希望の場合は、必ずお電話にてお申し込みください。</p><p>【費用】（検診費用および診断書発行まですべてを含んだ金額です）</p><p>電話による予約の場合　　9，450円（税込み）</p><p>Eメールによる予約の場合　8，925円（税込み）</p><p>※上記①〜⑨以外の検査を受ける方は、追加料金が発生します。</p><p>【検査結果】</p><p>・健康診断書は、受診日の1週間後から窓口でのお渡しになります。郵送も可能です（送料別途）。</p><p>・結果記入用の指定用紙がある場合は、受診当日、受付にご提出ください。</p><p>・英文による健康診断書も作成いたします（作成料別途）。ご希望の方は、ご予約時にお知らせください。作成には、別途日数が約2日かかります。</p><p>【お支払い】</p><p>・当日、窓口にてお支払いください。各種カードも取り扱っております。</p><p>【注意事項】</p><p>・受診6時間前までに食事を終わらせてください。それ以降は、お水のみでお過ごしください。</p><p>・眼鏡をお使いの方は、当日ご持参ください。コンタクトレンズをお使いの方は、ケースをご持参ください。</p><p>【問い合わせ先】緑町病院　電話：01-1234-5678　（受付時間：月曜日〜金曜日の9：00〜17：00）Eメール：yoyaku@midori-machi.com</p>",
        "questions": [
          {
            "number": 69,
            "question": "この病院で基本検査項目のほかに、追加の検査も受ける必要がある場合、予約はどのようにしなければならない決まりになっているか。",
            "answers": [
              "電話で、2日前までに予約する。",
              "電話で、4日前までに予約する。",
              "Eメールで、2日前までに予約する。",
              "Eメールで、4日前までに予約する。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 0
          },
          {
            "number": 70,
            "question": "アンさんは健康診断書を会社指定の用紙を使って、英文で作成してもらう必要がある。作成料金を受診当日に支払うこと以外に何をすることが必要か。",
            "answers": [
              "予約時に英文の診断書の作成を依頼し、受診日までに用紙を郵送する。",
              "予約時に英文の診断書の作成を依頼し、受診当日用紙を渡す。",
              "受診当日に英文の診断書の作成を依頼し、受診後用紙を郵送する。",
              "受診当日に英文の診断書の作成を依頼し、用紙を渡す。"
            ],
            "correctAnswerIndex": 1
          }
        ]
      }
    ]
  },
  "instructions": {
    "mondai13": "下のページは、ある病院のホームページにある健康診断の案内である。下の問いに対する答えとして最もよいものを、１・２・３・４から一つ選びなさい。"
  }
}
